チューブレスタイヤ【Bontrager R3 TLR】をインプレッション!

R3パッケージ

乗り心地の良さ・低い転がり抵抗・耐パンク性を備えたチューブレスレディタイヤです。

つくば店稲見です。

ボントレガーのR3タイヤが好きで、現在3種類のR3タイヤを使用中です。
今回はそんなボントレガーR3タイヤのチューブレスレディタイヤの26Cを使用した感想をお伝えさせて頂きます。

https://otr.jp/item-blog/bontrager-r3tires-2019-06/

タイヤのスペック

Bontrager R3 TLR(ボントレガー R3 TLR)
幅:26mm
TPI:120
重量:320g
価格:8,250円(10%税込)

R3TLRは326g

重量は実測326gでした。スペックより6g重いです。
他メーカーのチューブレスタイヤは?

チントゥラート・ヴェロ303g

PIRELLI CINTURATO VELO(ピレリ チントゥラート ヴェロ)
幅: 26mm
TPI: 60
重量:290g/実測303g
価格:9,020円(10%税込)

https://otr.jp/staff-blog/rainy-ride-with-pirelli-cinturato/

GP5000TL301g

Continantal Grand Prix 5000 TL(コンチネンタル グランプリ5000TL)
幅:25C
TPI: 180
重量:300g/実測301g
価格:10,780円(10%税込)

R3は価格控えめです。消耗品のタイヤが安いのはありがたいですが、重量が20gほど重いといった感じです。
コンチネンタルはチューブレス仕様のため、ホイールがチューブレス用ならばシーラントは入れなくてもOKです。チューブレスレディ(TLR)タイヤとTLRホイールはシーラントを入れて使います。

R3TLはぶつぶつがない

R3 TLRタイヤはトレッドパターン無しで、シンプルな仕様となっています。ここは好みが分かれそうですね。個人的にはパターン有りの方がタイヤの消耗具合も見やすいので好きです。

それではさっそくインプレしていきます。

ボントレガー R3 TLRのインプレッション

R3 TLRタイヤのインプレをお供するのは、TREKのEmonda ALR5です。
アルミフレームは路面からの振動など感じやすいところもあるので、今回のタイヤのインプレにはもってこいです。

稲見のALR

走り出・登り坂・転がり抵抗性能

走り出しはや上り坂ではもっさり感があります。スペック通りと言いますかやはり重さは感じました。
約1ヶ月500kmほど走行してみましたが軽いと感じたことはありません。転がり抵抗は空気圧をMAXにすると「良い…かなぁ?」といった感じです。

私の感覚ですがチューブレスタイヤ3つのタイヤで転がり抵抗を比較すると…
5000TL>>R3>チントゥラート
圧倒的に5000TLが速いという感覚がありました。

コーナーでのグリップ感と乗り心地

空気圧にもよりますがグリップ感は非常に感じます。なんといっても乗り心地がすごく良いです。

ちょっと路面が荒れている所を走るとよく分かりますが、タイヤが路面の凹凸による振動を吸収してくれます。そのためかグリップ感も感じやすく安心してコーナーを楽しむことができました。感覚的にはかなりタフなタイヤ。シーラント必須なのでパンクにも強いです。

パラダイムエリートに装着

乗り心地の良いロードドマーネSL/SLRにかなり近づく感覚です。路面と接地感も申し分なく安定感があります。

https://otr.jp/staff-blog/2020-domane-slr-impression/

R3の適正空気圧は5.9-7.6BAR。体重64Kgの私は前6.1BAR、後6.3BARくらいが好みでした。

前後7BAR以上も試しましたが、転がり抵抗の軽減はそこそこでした。ならば乗り心地を優先して空気圧は低めが正解というのが、私の見つけたR3 TLRタイヤの楽しみ方かと思います。

どんな人、シーンにおすすめか?

・乗り心地がいいタイヤが欲しい。
・路面としっかりグリップするタイヤが欲しい。
・価格が安く通勤や冬場のトレーニング用タイヤが欲しい。

こんな方におすすめです。

トレーニングやまったり走りたい通勤には最高のタイヤです。乗り心地もいいですし。スピードを抑えて負荷を上げられるタイヤをお探しならこのタイヤは間違いないですね。

R3達