チバイチ走破計画~佐原・銚子編~
全国の辰年生まれの皆様、こんにちわ。
同じく辰年生まれ、年男のスペシャライズド松戸・森谷です。
2024年になりましたねー。森谷は年末お酒を飲み過ぎて上のチーバ君のように全身真っ赤になってしまいました。皆様もお酒の飲み過ぎには注意しましょう。
2024年の目標
年も明けたという事で、私森谷、今年の目標を立ててみました。
①トライアスロン(オリンピックディスタンス)出場
②ハーフマラソン完走
③チバイチ(千葉県一周)完走
①と②に関しては現在トレーニングの真っ最中という事で乞うご期待!って感じなのですが、最大の難関は③のチバイチです。
チバイチとは?
チバイチとは、自転車で千葉県をぐるっと1周するというものです。
千葉県は本州の県では珍しく、県の周囲が川と海で囲まれています。
その為、地図などを見なくても綺麗に県境沿いを走ることができるというわけです。
何故チバイチをやろうと思ったのかと言うと、千葉の道やサイクリングスポットをもっと探索したいと思ったからです。
松戸店にきて2年半が経ちますが、普段走っているのが千葉の北側ばかりで、幕張より南の方はまだ行ったことがありません。
千葉の魅力や走れる場所を自分自身が体験できていないので、チバイチをしてもっと千葉の事を知ろう!という理由からチバイチをやってみようと思い立ったわけです。
カスイチ(霞ヶ浦1周)やワンイチ(東京湾1周)など、どこかを1周する系は色々ありますが、チバイチはその中でもかなり過酷なライドとなります。
千葉県に住んでいる身としては1度はトライしてみたいコースです。
とりあえず銚子まで行ってみますか。
チバイチの練習(?)の為、手始めにチーバ君の耳の部分である銚子市までライドしてきました。
まあ銚子までと言ってもスタートは神崎からですが。
いつもお世話になっている道の駅発酵の里こうざきから出発です。
目指すは銚子市のシンボル・犬吠埼。道の駅こうざきからだと片道50km程。利根川サイクリングロードをメインで走って行くのですが、向井さんによると、途中で舗装路が途切れてしまうらしいので、とりあえず行けるところまで行ってみます。
道の駅こうざきから10km程走ったところに、道の駅 水の郷さわらが見えてきます。
千葉県香取市佐原の利根川を望む場所に建てられた水の郷さわらは“道の駅”と“川の駅”が一体となった複合施設です。新鮮でみずみずしい地元の特産品の直売や利根川を利用した観光遊覧船やボート等、体験型レジャーが楽しめます。防災教育展示があり、一日遊べる観光スポットでもあります。
佐原は、利根川水運の物資集散の地として栄えた水郷の商都であり、利根川の支流小野川沿いに発展した小江戸とも呼ばれる古い町並みがあります。
まるで江戸時代にタイムスリップしたかのような雰囲気の佐原の街並みは、商店の並ぶ街道をロードバイクで走るというとても非日常的な体験が出来ます。
気になる方は是非一度足を運んでみてください。
漁業の町・銚子
佐原を散策した後、再び銚子を目指して走ります。
対岸には茨城県神栖市の工業地帯が見えます。
神栖方面の景色を眺めながらのんびり走って行きます。
しばらく進むと、舗装路が途切れる箇所に到達します。
ここから国道356号線を使って銚子市街地へ向かいます。
国道356号線を20km程走行。川沿いにサイクリングロードっぽい道路を工事していたので、もうしばらくすると利根川沿いをはしれるのかも?と考えながら走っていたらいつの間にか銚子市街地に到着。
JR銚子駅前にある千葉県のマスコットキャラクターチーバくん。銚子市から和歌山市まで約1,400キロにわたる「太平洋岸自転車道」の起点を示すモニュメントです。
因みに銚子と和歌山には昔からつながりがあり、「ヤマサ醤油」「ヒゲタ醤油」が有名な銚子の醤油づくりは、江戸時代に紀州・和歌山から伝わりました。元々、醤油作りは紀州・和歌山で生まれたもので、銚子市には和歌山に先祖を持つ方が多く、和歌山と共通の地名も要所要所にあるそうです。
また、銚子市は日本一の水揚げ量を誇る銚子漁港があります。 漁港の沖合には寒流の親潮と暖流の黒潮がぶつかり合い、利根川から運ばれる栄養分豊かな水が混じり合い、 日本屈指の豊かな漁場が広がります。
漁港を見ながら走行していたら魚を食べたくなったので、お店探し。
漁業の町ということで、魚を使ったお店が沢山ありました。
どのお店に入ろうか迷っていると、サイクルラックを置いてあるお店を発見!
お店に迷ったらサイクルラックのあるお店に入るのがサイクリストの鉄則。(たぶん)
店員さんにオススメをきいたところ、メカジキの定食がオススメという事でそちらを注文。
今朝水揚げされたばかりの新鮮なメカジキ、そして小鉢のマグロ。
味は美味すぎです。(語彙力無し)
メカジキは初めて食べたのですが、脂の甘味はあるのに、クセが無くさっぱりとしているので、胃がもたれず食べられました。
因みにメカジキは秋から冬が旬のお魚らしいので、気になる方は冬場の内にご賞味あれ。
関東最東端・犬吠埼
銚子のグルメを堪能した後は、本日の目的地である犬吠埼へ向かいます。
銚子市街地を観光しつつ関東最東端の岬へ走って行きます。
しばらく海岸線を走行して無事に犬吠埼に到着。
この犬吠埼灯台は、19世紀後半に建てられた登れる灯台で、最上部からは太平洋を一望できます。私も以前家族で訪れた時中に入りました。
景色はいいのですが、中の螺旋階段がキツかった思い出があります…。笑
灯台を管理する銚子海上保安部と銚子郵便局が協力し、犬吠埼の観光スポットのイメージアップとして、白い犬吠埼灯台にちなんで設置された白い郵便ポスト。
巷では「幸せを呼ぶポスト」、または「願いが叶うポスト」と呼ばれているそうです。
白いポストはなかなか珍しいので、思わず写真を撮ってしまいました。
2019年にオープンした犬吠テラステラスは、犬吠埼の新たなランドマークとして建てられました。
中にはカフェなどの飲食店や展望台、ハンモックなどがあり、大人から子供までくつろぎながら太平洋を眺められるスポットとなってます。
以上が今回のライドレポートです。
チバイチの道の下見に行ったはずが、ただの観光ライドになってしまいました。
ですが、それくらい銚子は魅力的な場所でした。
今後も千葉県各地のサイクリングスポットを探索してみたいと思います!
ではまた!