蜻蛉につられていろは坂【日光清涼ライド】
「今年も日光の季節がやってきたか~」
7月も半ばにしてこの暑さ、これの先どれだけ耐えれるか不安になります。
こんにちは、つくば店 堀越です。
あっという間に梅雨が開けての猛暑、今まで通りのライドスタイルでは体力がもちません。
夏の始まりは日光から
毎年恒例の日光ツーリング、昨年も同じく7月初旬に訪れていました。
https://otr.jp/staff-blog/nikko-touring2017
https://otr.jp/staff-blog/%e3%83%aa%e3%83%99%e3%83%b3%e3%82%b8%e3%83%9e%e3%83%83%e3%83%81-vs%e6%a0%83%e6%9c%a8%e3%83%bb%e6%97%a5%e5%85%89
我らスタッフにっとては日光から夏が始まり、日光を半袖で走れなくなると夏の終わりを感じさせる季節時計となりつつあります。
蜻蛉が上昇気流に乗って空に消えてゆくのを見ながら、我々も谷下からの風に押せれいろは坂へ。
毎年幾度と登るいろは坂、飽きること無くこれから始まる清涼ライドに心が弾みます。
アプローチのいろは坂、登りが苦手なスタッフ永島が自身の程よいペースで曳き流してウォーミングアップです。
中禅寺湖を抜け戦場ヶ原へ、一気に高原の空気に包まれます。
陽気のせいか、空気が薄くなるせいかいつもこのへんで眠気が襲ってくるんですよねぇ。
森の静寂を壊さぬよう、我々も静かに脚を回します。
眠気を切り裂き戦場ヶ原を突き抜ける。
だいぶ標高が高くなり空気抵抗がへったせいか、スピードがグングン上がる!!
つられて心拍もバンバン上がる!!楽じゃ無い!!
こんなにスピードがあがるのは空気密度の薄さの恩恵か!?
いやいやそうじゃない先頭が代わり向井が挽いているだけだ!!
さすがトライアスロンのバイクパートでは全日本クラスの独走力!!
トレーニングに対するモチベーションも独創的です!!
この日 向井が使用したシクロクロス車「TERK BOONE」(トレック ブーン)
本人曰く”ここの峠の下りはディスクブレーキが最高です!!”との建前の裏に”ロードじゃ楽すぎるから敢えてシクロ車でハンデ背負うよ!!”と背中が語っているようです。
「光徳牧場」
牛乳嫌いな私も、この光景の中なら一口飲みたくなるような観光牧場。
「こんな環境で育てられていいなぁ」 「エサ食べて1日中過ごせて・・・」なんて羨望地味た会話の端々に人間の煩悩の多さをかんじます。
お化け屋敷に入るような 山王峠越え
この先20キロの区間、峠を越え民家のある集落までは未開の地を走るような気持ちで望みます。
補給場がないだけでなく、場合によっては車1台ともすれ違うことのない日もありました。
これからの1時間半、何がなんでも自力で峠越えをしなくてはなりません!!
単独ライドならあまりオススメ出来ない難コースですが、グループライドならその不安もリスクも分散してゲートイン出来ます。
もしもの為に各個人 補給食とトラブルの応急セットは持っていますが、安全には細心の注意を払います。
「静かすぎて怖さを感じてしまう」
”自然のなかで心が落ち着く”ってなんとなくイメージできますが、
砂防ダムがあって、橋があってこれほど人工物を目にしてもあまりにも静かすぎて不気味な気分になってしまいます。
こんな山奥に路を通して、河川工事をした方たちの苦労や如何にと思うと想像できない思いです。
天然クーラー装置 清流浸り
夏ライドの恒例 火照った躰のアイシングを兼ねた川遊び。
無事に峠越えをして外界に進むに連れて気温も高くなる、登りかいた汗がまた少しず蒸し返すようにジャージを湿らす。
そろそろいい頃合いでしょう!!河を横目にしながら適度な溜のある浅瀬を見つけてピットイン。
川遊びでリフレッシュした後は足取りも軽く、峠にむけて意気揚々と加速していきます。
登りきった後のソフトクリームが待ち遠しくてウキウキです!!
雲海の中に吸い込まれるように・・・
大笹牧場にて濃厚なソフトクリームを補給し、最後の登りです。
霧降高原の絶景を楽しむべく、抜け駆けなしの紳士協定を結んで、本当のサイクリングを楽しみます!!
刻々と形を変えながら、流れてゆく雲海に手が届きそうなくらい自然が近い日光。
緑の高原の稜線と空の蒼さのコントラスト。牧場の白い柵が滑走路の誘導灯のように山頂まで案内してくれます。
きっとここで夜空が見れたらきれいだろうなぁ なんてゴールが近づくにつれ余裕がでてきました。
メルヘンかつロマンチックなロケーショで男子四人の記念撮影
夏ライドの必需品 日光対策
今回のライドでも絶大な効果を発揮したこのアイテム!!
アグレッシブデザイン
サンプロテクト ファイター 3,780円
スポーツシーンに特化した日焼け止めで、一般的なものより汗にも強く、長時間使用していても表皮のベタつきもなく快適なライドを助けてくれます!!
日焼けによる火照りもなく、ロングライド後の脱水感や虚脱感が緩和させる感じがします。
個人差はあると思いますが、私がこれまで試した中では圧倒的な使い易さです!!
朝の蜻蛉かはいざ知らず、我々の帰りを待っていてくれたのか・・・
さてさて、赤トンボの季節まで今年はあと何回日光を走れるか!?
水・木の定休日 スタッフ各々自転車を楽しんでます。
ご都合の合うクラブメンバーの方がいらしたら気軽にお声掛け下さい!!