スポーツサイクルには最低限必要なもの以外にあると便利で、快適に走れるものもあります。
・現在の走行距離や時間がひと目で分かるサイクリングコンピューター
・サイクリング中に立ち寄るコンビニや休憩所で盗難防止のためにワイヤーロック
・通勤・通学で使う際に必要なライト
・休憩時や愛車のメンテナンスにあると便利なスタンド
・サイクリングウェアやビンディングシューズはあるとより快適にサイクリングライフを楽しめます
こちらではサイクリングライフにより彩りをもたせてくれる便利な用品をご紹介いたします。
サイクリングコンピューター
走った距離を確認できるので、サイクリングコンピューター(通称:サイコン)はあれば便利な装備の一つです。積算走行距離の記録も出来るので、新車購入時に取り付けていれば、メンテナンス時期の目安にすることも出来ます。でも一番便利なのは案外時計だったり・・・!?
サイコンの中にはGPSデータを記録して、後から地図上でログを確認できるタイプもあります。
なかでもGARMIN(ガーミン)をはじめとするGPSサイクリングコンピューターは、ナビゲーション機能を搭載していたり、レースで必要となる詳細なデータを記録できるので、よりアドバンスな使い方を求められる方にオススメです。
ワイヤーロック
通勤や通学でスポーツサイクルを利用するのなら必ず鍵を持ち歩きましょう。自転車に取り付けておけるマウントが付属したタイプもあります。
ワイヤー錠をかける際は、自転車のフレームとサイクルラックや道路脇のポール・柵と繋ぐように結びつけ、長さに余裕があれば車輪を通すようにしましょう。オススメは二種類以上のカギを使って、前輪側と後輪側の2ヶ所に鍵をかける「ダブルロック」です。
ロードバイクをスポーツとして乗られる場合は、コンビニでの補給など短時間でしか駐輪することは無いかもしれませんが、そういった際でも必ず鍵をかけましょう。携帯性に優れたコンパクトなワイアー錠もあります。
ライト
乾電池タイプ
乾電池タイプのライトは、価格が2~3,000円代のものがほとんどでリーズナブルなのが特徴です。単3・単4電池のものなら、急なバッテリー切れでもコンビニなどですぐに手に入れられるのもメリットです。反面大光量のものは無く、毎日長距離を夜間通勤で使うのには向きません。
充電タイプ
通勤・通学、夜間のトレーニングに使うなら充電タイプを選びましょう。シティサイクルに比べスポーツサイクルはスピードが出やすいので、より遠くまで照らせる大光量タイプの方が安全です。明るさの目安ですが、街灯の少ない郊外を走るのなら400ルーメンを超えるモデルを選んだほうが無難です。
スタンド
キックスタンド
街乗りには欠かせない装備の一つキックスタンド。取り付けする箇所に応じて「サイドスタンド」「センタースタンド」と呼ばれることもあります。お買い物や通勤・通学にあると便利な装備ですが、ロードバイクや一部のクロスバイクには取り付けられないので、車体を購入する前に確認しましょう。
メンテナンススタンド
ご自宅での保管やチェーンに油を引く際に便利なスタンドです。後輪を浮かせるタイプは、ギアを変速しながら整備も行えますが、フレーム形状や後輪を固定するリアエンドの形状によっては使用できない自転車もあります。
後輪を差し込むタイプは、使い方が簡単で自転車の種類を選びませんが、かさ張るのが欠点です。タイヤ幅の広いファットバイクも差し込める幅が足りないので、ファットバイク専用品を使用する必要があります。
サイクルウェア
お尻が痛くて長距離乗れないなんてお悩みは良く聞きます。その理由はスポーツサイクルのサドルはママチャリと比べ、硬めに設計されているからです。
サイクルウェアの下のズボンには基本的にパッドが付いていて、長距離乗った時にお尻の痛みを軽減するとともに、蒸れないよう通気性をよく、乗車姿勢にフィットするよう作られているので長時間快適に乗ることが出来るようになります。
サイクリングジャージも同様に、乗車姿勢にフィットするように作られていて、全体的に通気性がよくなっています。
加えて、サイクルジャージの背中にはバックポケットが用意されているので携帯や財布など細かい荷物を入れることが出来るので少ない荷物で走り出すことが出来ます。
サイクルグローブ
手から来る振動は馬鹿にできません。長時間乗ってくると、段々と手がしびれて来て握力が著しく低下してしまいます。
グローブは大きく分けて2種類のタイプがあり、指の途中で切れる「指切りタイプ」と全部覆う「フルフィンガータイプ」があります。
指切りタイプ
春先から秋口まで幅広い期間で使用することが出来るグローブになります。
ロングライドでも手の疲労感を抑えてくれるよう、パッドが多くのモデルに搭載されているのが特徴です。夏場に蒸れないようメッシュ素材が多く使用され、快適なライドを可能にしたのと加えて、万が一落車してしまった場合にもグローブを付けていることに寄って傷を大幅に軽減することができます。
フルフィンガータイプ
主に冬季に使用するグローブで、ほとんどのモデルが裏地が起毛していて防風防寒対策が施されています。
朝の冷え込みに手がかじかんでしまって、ブレーキがまともにかけられないことは冬の時期はよくあります。フルフィンガータイプは少し厚手にはなりますがしっかり防寒してくれ、安定したブレーキングとハンドリングが出来るように設計されています。
ビンディングシューズ
スポーツサイクルと言ったら、やはりビンディングシューズ!
ビンディングペダルと専用クリートで脚を固定してあげることによって、ペダリングをする際に引き足を使うことが可能になります。今まで踏み込むだけだったものに、引き足が合わさるだけで走りやすさが圧倒的に変わってきます。
スポーツバイクになれてきたら、挑戦してみる価値アリ!の一つになります。
バックパック
意外と知られていないバックパックの利便性。
普通のカバンリュックサックと違い、背負いやすく蒸れにくい設計が施されており、通勤通学の他にもサイクリングでもあると便利です。モデルによっては通勤で使われること前提にノートパソコンが入るような形状になっていて通勤に最適です!
さらに、ちょっとしたサイクリングなどにも便利なコンパクトタイプのバックパックも増えてきました。鍵や補給食、携帯や財布の他にもウィンドブレイカーなど秋冬シーズンに必須な物を持っていく際にジャージの背中ポケットだけでは足りない場合も小さいバックパックを持ってると便利ですね!