グラベルロードを行く

ポタリングは「Putter = のんびりぶらつく」から来た言葉で、目的地を定めずに自転車でブラつくことを言います。走行距離や速度を気にすることなく自分のペースでゆる~く自転車で散歩に出かけるのも、スポーツサイクルの遊び方の1つです。

自転車で地元を再発見しよう!

自転車は、歩きに比べて広範囲を散策でき、車のように周りの交通に合わせることなくゆっくりと走ることができます。自宅周辺で知り尽くしていると思っている場所でさえも、自転車でなら新たな発見を生むかもしれません。かつて自分が通い慣れた通学路を試しに自転車で走ってみると、当時とはまた違った情景が見えてくることでしょう。

青木葉峠入り口の梅

はじめは幹線道路から一本入った裏道を探検してみるのが特にオススメです。路地の行き止まりに迷い込んでしまうかもしれませんが、そこは自転車、そっとUターンをしましょう。騒音や排気ガスをまき散らすことはないので、周りに迷惑をかけることもないです。

自転車を車や電車に乗せて

他にも車に自転車を積んで持っていき、初めて訪れる観光地などを散策するといった楽しみ方もあります。以外に思われるかもしれませんが、ロードバイクを始めとするスポーツサイクルの多くは、車輪を外すことで思わぬほどコンパクトにすることができます。必ずしも小径の自転車や折りたたみ自転車である必要はないので、今持っているスポーツサイクルの新たな活用方法としてみるのもいいと思います。

ツールドつくばに出場するOTRメンバー

自転車で行くのには遠すぎる目的地でも、車で移動することで解決できますし、いざというときのシェルターにもなるでしょう。車だけでなく、「輪行バック」と呼ばれる自転車を収納する特別なバックを利用して、電車で目的地へと移動する方法もあります。