耐久レース(エンデューロ)とは決められた時間の中で、より多くコースを周回する競技です。
実は初心者の方にも人気の高いレースで、時間別(2~9時間など)の他に、個人戦・チーム戦などがあります。自分のレベルに合ったカテゴリーに参加することが可能で、チーム戦で仲間と力を合わせて出走することも出来ます。
本気で勝ちに行くもよし!完走を目的とするのもよし!ここでは耐久レースの楽しみ方をお伝えします。
耐久レースはここが良い!
ソロで走る
ソロは1人で走るカテゴリです。すなわち自身の実力を最大限に発揮できる楽しさがあります。もちろん同じカテゴリであれば、スタート時刻が一緒なので友人と走ることも可能です。また知らない人でも、速度域が合えば協調し合って走ることも出来ます。
公道を走っていると信号待ちで止まることがあり、2時間走りっぱなしってなかなかないですよね。まずは短い2時間のカテゴリで走り、2回目以降長い時間を走るといいかもしれません。長い時間を1人で走りきれると達成感があって楽しいですよ。
チームで走る
チームの1人が走り、残りのメンバーはピットで休憩やアップをして待つ形式です。走行中の選手がピットに戻り計測チップを渡して再スタートとなります。チームによって、待ち時間はバーベキューをしたり、イベントとして楽しむ方もいます。楽しんだもの勝ちですね。
サーキットを走る
耐久レースによっては普段はレーシングカーが走るサーキットでの走行を楽しめるレースがあります。サーキットは道幅が広く路面がとてもきれいでストレスなく走ることが出来ます。普段ロードバイクでは走れないコースを走れるだけですごく楽しいですよ。
また集団走行がしやすいのもサーキットエンデューロの魅力です。同じコースを周回するので集団に乗りやすく、ピットで待機中でも全体を把握しやすいです。一人では出し続けることが出来ないスピードも集団の中では維持することができ、スピード感を全身で体感することができます。
関東の有名な耐久レースはこれ!
サーキットエンデューロ
栃木県ツインリンクもてぎで行われる一周4.8kmのレース。レーシングカーが走行すれば時速300km/hを超える超高速サーキットを自転車で走れるなんて夢みたいですね。カフェ、レストラン、ファストフードも充実していています。
茨城県筑波サーキットで行われる一周2.04kmのレース。その最大の特徴は9時間を走り続けるということ。究極のレースを完走するために必要なのは美味しいピット飯。各選手はお昼ご飯に何を食べるかが重要になるレースです。
公道のレース
茨城県は霞ヶ浦で行われる一周4.8kmのレース。飲食ブースもたくさん出店するため選手はもちろん応援に来た人の心とお腹を満たしてくれます。
銚子いいね!で盛り上がる一周4.7kmのレース。きれいな海を見ながら走れてとても楽しいです。
本気で走ってもまったり走ってもとっても楽しめる耐久レースにぜひ参加してみましょう!