トライアスロン

トライアスロンと聞いてどのようなイメージをもたれますか?

多くの方は「過酷」なイメージを抱くと思います。
トライアスロン競技者=屈強な「鉄人」と称され、更に過酷なイメージは先行しています。

しかし!そんなトライアスロンですが、初心者向けの大会も多くコツコツとトレーニングを積めばどなたにでも挑戦でき、その楽しさからトライアスロンの競技人口は年々増えてきています。

そもそもトライアスロンとは?

スイム、バイク、ランを続けて行いゴールを目指す競技です。
大会により3種目の距離も異なってきますので、それぞれの競技を解説していきます。

スイム

トライアスロンはスイムからのスタートします。
海や湖などの自然の中を泳ぐ「オープンウォータースイム」の他に、初心者向けの大会となれば足の届くプールで行われ、距離に関しても750m以下の大会もあります。

ウエットスーツ

多くの大会では浮力、保温効果のある「ウェットスーツ」の着用ができるため、体力をセーブする事ができます。大会参加の目安として、泳力は「20分間」または「400m」を泳ぎ続けられる様になってからのエントリーが理想です。

バイク

スイム競技を終え、次はバイクパートです。バイクパートでは、スポーツ自転車を使用します。トライアスロン専用の自転車も存在しますが、最初はロードバイクで十分です。
距離も20キロ以下の大会もあり、既にロードバイクに乗られていれば、20キロの距離なら容易に走りきれる事が想像してもらえると思います。

トライアスロンに挑戦しよう

バイクパート時のルールとして、ほとんどの大会では「ノン・ドラフティング・ルール」で行われます。ノンドラフティングとは、前を走行する競技者を風除けに使ってはいけないというルールで、大会により間隔は異なりますが前を走行する競技者から7m以上間隔をあけて走行する事が決められています。これも「1人の力で完走を目指す」トライアスロンならではのルールです。

ラン

最終種目はランニングです。走行距離5キロの大会もあります。バイクパートに続き「足」を使う競技ですが、ランニングと自転車では使用する筋肉が異なるため自然と体も動きます。
最も手軽にトレーニングできる種目なので、ランニングで基礎体力を付けていきましょう。

ランパート

トランジットエリア

スイムからバイク、バイクからランへの準備をする場所がトランジットエリアです。

レース前にバイク競技に必要な自転車やヘルメット、バイク&ランニングシューズを用意しておきます。ゼッケンナンバー順に各自トランジットエリアは決められています。
「トライアスロン第4の種目」とも言われ、ここでのスムーズな競技の移行がタイム短縮へのカギとなります。

2017年トライアスロンシーズンの締めに!